2016年9月22日木曜日

電柵への道のり

朝、電柵を張る場所の笹と茅を刈り整えた。

先人が置いたであろう石の階段とかが、
3mを超える笹と茅の間から出てくる。
不法投棄された液晶テレビも(怒)

10から20cmほどに短くなり、雨の後ということもあってか、
刈り払い機でも刈りやすくなっていた。
こうやって笹だらけになった場所も、歩きやすい、
管理しやすい土地へと変わっていくのだろう。
そして、人の手が入り、さらに
自然から、人工的な環境になるほど、
それは結界のように、人間界と野生動物の住む世界を隔てていくだろう。

今年はしっかり実ってくれたけど、
獣害でもう半分ほどになってしまった。

辛いが、今年は環境作りの一年なんだと思った。
そして、育苗の練習。
来年は、荒れた耕作放棄地が、
田んぼになっていることだと思う。
来年こそは1年分のお米をいただけるかな。

あと50mx5mほどあるが、子守と家の片付けへ。

今年は、豆が莢に入ったまま発芽していた。
友人の農家さんは、じゃがいも、さつまいもも土の中で発芽していると。
これ、来年はもっと野菜ができないのではないか?

天候のせいか、
土中の菌が変容したのか。
この変化が人間の身体だけおこらないなんてことはないだろう。
台風の動きや集中豪雨、といったマクロだけではない、
ミクロの変化が気味悪い。