2016年9月28日水曜日

電圧チェッカー無反応

電圧の確認をした
トラブルが発生していた

今日は一日強い雨
昼過ぎまで子守り
その後、電柵の確認へ

朝はテスターが優良を示していた
15時頃、田んぼ仕事へ
まずは電圧確認
一度、バチッと優良を示したあと、うんともすんともいわなくなった
数カ所で測定をこころみるが、無反応

取説にかかれているトラブルシューティングをおこなった
結果、サージミヤワキさんへ電話するしかなかった

おそらくテスターの初期不良とのこと
すぐに代替品を送ってくださることになった。感謝

配線の確認、断線、草、たるみ 異常なし
本体の信号音、音間隔、LED色 異常なし
電線からクリップを離す時に一度感電 少し安心
本体のアースとプラスに直接検電 反応なし
バッテリーチェック 残量あり
ソーラー 充電と通電のサイン 異常なし

テスターの故障?
それとも雨の漏電?でもテスターが無反応になるようなほどの漏電あるだろうか?
テスター故障が濃厚だった
その場合、電柵自体は働いている

代替品は明後日の到着とのこと

いろいろある。勉強


電気柵 設置完了

電柵の設置をおこなった

  • グラファイポールの打ち込み
  • 角杭の追加
  • 電線の張り巡らし
  • ゲート設置
  • 通電テスト

見通しをよくするために草刈り

全部、獣害対策だな。。
いや、目的は米を育てきること。そのための防衛

待っている草刈り

笹刈りは骨が折れる

だいぶ田んぼらしくなった

山道脇の草刈りもある
水路の維持管理になる

後回しにしていたけれど、
やはり藪はなくそうと思い刈り取った
見渡しをよくする
野生動物の居心地を悪くする
人間の領域を示す
獣害をなくす

まさか初年度でこのあたりの笹も刈ることになるとは思わなかった

山に果樹を植えることで、
獣害をなくすことはできるのだろうか

こちら側からみると、
まだ米は残っていると思える

向こうから見ると、
半分ほどぬた場にされたように見える

電柵の設置を終えた
これで安心、ということではないけれど、
また一つやれることをやった
そういう達成感がある

電柵は心理フェンス
ネットによる物理フェンスも続ける
草刈りをすることで人間界を示す
一人でおこなおうとせず他者とともにおこなえれば理想的
自身の食を
他者とともに育てること
祈りは祭りとなり
地域となる

2016年9月25日日曜日

稲起こし

ぬた場の稲起こし
破られた獣害ネットの穴埋め

今日もぬた場にされて、土に埋まった稲を起こす作業。
ぬた場にされたらすぐ、いたちごっこでも良いから、
稲は起こした方が良いと今では思う。

そうしないと、次入られた時、イノシシが歩き回る度に倒れた稲が土に埋まっていく。
複雑に重なりあい、爆撃を受けたかのようにぐちゃぐちゃになってしまい、
修復が不可能となる。

最初入られた時、刈り取りハサ掛けした。
ぬた場にされた米は臭くて食えたものじゃないとも聞いていたし、早めに干せば匂いがましかもと考えた。
もちろん未熟米になることは覚悟で。
放っておいたら被害が拡大されるとも思った。イノシシにとっての居心地の悪さを作れるかもと。

しかし、長年百姓をされているおばあちゃんから
「つらいだけや。やめとき。休んだほうがええ。起こしても根が潰されてるし、もう放っとき」
と、助言をもらい、意気消沈そしてどうやって防ぐかに頭を悩ませていた我が家にとっては、
重荷の降りる救いの言葉だった。
倒された稲を刈ることも、起こすこともやめて、電柵について調べ、購入し、設置準備にとりかかった。

その間も毎日被害は拡大した。

数日後、おっちゃんから、
「稲、起こさなあかん。昔はそうした。」と助言をいただく。
うーむ、と思ったが、稲はだいぶ成長し、見事な姿になっている。
倒れたままでは、発芽もしくは腐っていく。

電柵の下準備をやれるだけやったのち、
資材が届くまで、稲起こしをすることにした。

倒された翌日に起こしていればもっと被害は少なく済んだろうと思う。

入られないように四苦八苦し、
それでも入られたら、
すぐに起こす。
また入られても、すぐに起こす。
いたちごっこでいい、起こす作業をしていると、
昨夜入ったのはここか、とわかるようになる。

翌日ならば、ぐちゃぐちゃ具合も少ない。
なんとか稲の原型はとどめ、土に埋まっている量も少ない。
手間も少なくなる。

山側の獣害ネットに多数の穴が開けられていた。
簡単に食い破られている。

結局、協和テクノから追加のグラファイポールを購入
在庫があったこと、翌日には届くことが決めて



止水

田んぼに入る水を止めた
畦きりをした
倒された稲を起こした

予定日より早めたのは、ぬた場にされているのなら、ぬた場に適さない乾地にすれば良いのではないか?と思ったから。
冬期湛水ということで、乾燥させることも思い悩んだが、冬季に水を貯めていること、がこの農法なんだと納得した。
そして、自然農法で大切なのは「書物に書かれたことが絶対ではない。目の前で起きている現象をしっかりみること。絶妙な手を施すこと。」ではないか、と思っているから、
たとえぬた場にされても、下が乾いていれば、稲は土に埋まることなく、済むのではないか。
米粒が濡れず、土に埋もれなければ、助けられる可能性が増すのではないか。
そう思った。

まだ踏まれたばかりであろう稲、それほど土中に埋まっていない稲、原型をとどめている稲、を優先に起こし、根本と先端の二カ所を麻ひもで縛り、できた束を三つ四つ集めそれを縛り、アーチのようにした。

まるで爆撃でもされたような場所をみる度に「なにもここまでしなくても」とつぶやく。

水を止めてはみたのだけど、どこからともなく、土手からしみでてくる。
しかたなし。畦きりをしっかりする。
でも、獣に踏み潰され、畦きりする必要もないほど、畦の途中から水がもれている。

稲刈り10日ほど前の落水を目指したが、無理だった。
獣は容赦なく、こちらの都合など聞いてくれるわけもない。
少しでも今ある稲を守れるよう落水した。

グラファイポール、FRP支柱の10mm、12mmというのは簡単には手に入らないということを学んだ。
ホームセンターにあるのは20mm。そして長さは1800mmどまり。

ネット上のお店が土日休みなので月曜日までどうにもしようがないことがわかった。
草刈り、笹刈り、下準備は終わっている。
それで稲起こしをした。

明日も稲起こしをし、休憩がてらに草刈りをおこなう。
少しでも獣が「境界」を感じ取れるように。

秋が深まり、夕方の風は肌寒かった。

農場全体、何度か草刈りをおこない、明らかに植生が変わった。
大きな草の威力が衰え、背の低い草がおおい茂るようになった。


2016年9月22日木曜日

電柵への道のり

朝、電柵を張る場所の笹と茅を刈り整えた。

先人が置いたであろう石の階段とかが、
3mを超える笹と茅の間から出てくる。
不法投棄された液晶テレビも(怒)

10から20cmほどに短くなり、雨の後ということもあってか、
刈り払い機でも刈りやすくなっていた。
こうやって笹だらけになった場所も、歩きやすい、
管理しやすい土地へと変わっていくのだろう。
そして、人の手が入り、さらに
自然から、人工的な環境になるほど、
それは結界のように、人間界と野生動物の住む世界を隔てていくだろう。

今年はしっかり実ってくれたけど、
獣害でもう半分ほどになってしまった。

辛いが、今年は環境作りの一年なんだと思った。
そして、育苗の練習。
来年は、荒れた耕作放棄地が、
田んぼになっていることだと思う。
来年こそは1年分のお米をいただけるかな。

あと50mx5mほどあるが、子守と家の片付けへ。

今年は、豆が莢に入ったまま発芽していた。
友人の農家さんは、じゃがいも、さつまいもも土の中で発芽していると。
これ、来年はもっと野菜ができないのではないか?

天候のせいか、
土中の菌が変容したのか。
この変化が人間の身体だけおこらないなんてことはないだろう。
台風の動きや集中豪雨、といったマクロだけではない、
ミクロの変化が気味悪い。

2016年9月21日水曜日

電柵のとりつけ

ぬたばが広がっている
もう田んぼの半分くらいはぬた場にされてしまった

今年は獣害を身をもって知った、学んだ一年、ということにして、
これからにつなげる。

電柵本体、ソーラー、ともに防雨仕様なのだけど、屋根をつけることにした。
不用品で端材置き場にしていた木製の箱を、収納ケースにした。
結局使わなくなった、手作り二重窓用のプラダンを側面、天面に貼った。

田の横に、稲刈り後の整備等々のことも考え場所を決め、杭を打ち、
それに本体をくくりつけた

獣害対策を、「盗人」対策しながら設置する。
笑えるような残念な話。
電柵関係は結構盗難が相次いでいる。

角杭の取り付け準備を終えたところで日没
明日は日の出から、設営にかかりたい

そうしないと時間が作れない
そして、食べられる米がなくなってしまう


2016年9月18日日曜日

続 ぬた場

電柵が届いた。
田んぼでは準備を進めている
100mx5mほどの笹刈りは、剣道部の部活のようだった。
普通に切ろうと思っても、すぐに草刈機にからみつき、止まってしまう。
なので、上から下に振り落しながら切るとうまくいった。
その代償が強烈な汗と疲労
右腕と右腰に打ち身ができていた。

獣も通れないかもしれない、と手を入れないでおこうかとも思っていた笹林。
切り出してみると、あいつらがわずかに通れそうな道はできていた。
以前の持ち主がおいたであろう石とか、茅の周りには笹が生えておらず、そこをからめながら獣道はできていた。

仮払い機にとってもきつい労働だったと思う。
シルバー人材センターに問い合わせてみようと思う。
一人より、二人、二人より3人。そして、新たに地域の人ともつながっていける。

今日は岐阜で上映会だった。
昨夜から今夜の21時までにかけてで、また猪が入ったようだ。
片側からみると、半分潰されたように見える。
しかし、少し上から見るとそうでもない。


2016年9月15日木曜日

落水時期をいつにするか

我が家の田んぼの出水日は8/23
稲刈り10日前に止水(人によっては出穂後30日くらいで止め。)

出穂後35日頃(9/26) 止水  仕事の都合上9/29に止水
出穂後45日頃(10/6) 稲刈り       10/9に稲刈り始め


今年、試みている冬期湛水不耕起移植栽培
深澤さんの意見では「手刈りの場合はギリギリまで深水維持」
出穂後45日で刈り取り

川口式ではだいたい9月いっぱいは入水。その後止水

このJAの記事でも
https://www.ja-nishikasugai.com/green/einou/ja-einou1009.htm

http://www.geocities.jp/symbio721/sub41.html
落水期
田んぼの水を落とす時期は,出穂後,早生種の場合は25~35日,中生種は30~40日,晩生種は35~45日が目安といわれていますが,福地の場合,田面が乾きにくい田んぼが多いので早めに落水します。
昨年の場合,8月10日に落水しました。かなり早いですが田面が乾き過ぎるようなことはありませんでした。私が住んでいる大口町のように暖かく,田面が非常に乾きやすい田んぼだと落水は少し遅くてもいいと思います。
落水は田んぼの環境,田んぼの性質を考えて決めればいいと思います。落水しても水はけの悪い所は,溝を掘って水が流れるようにしてやります。暗渠がある所は排水出来るように開けてやります」


9/21くらいから、止水を気にする。
「くらい」とつけるのが、森羅万象の風土がある土地柄である気がする。
YES or NO、0か1かの文化との違い。

2016年9月14日水曜日

久しぶりの無害

ライトが効いたのか獣害がなかった
久しぶり

ぬた場の稲を刈り取って、はさ掛けした
竹はとなりの山から
持ち主は「育てている」と言っていたが、
誰がどうみてもただの荒れた放棄竹林

今日、近所のおじさんから「竹と竹の間は3m以上空けると昔から言われている」と聞いた。孟宗竹ー淡竹ー真竹の順番で育つ

おばあちゃんが里芋を届けに来てくれた
明日は満月だから食べ、と。嬉しいな

田んぼをみてくれた。
ぬた場になって倒された稲の稲刈りは疲れるだけだから止めろ。と言ってくれた
起こしても根がいってしまっている。
刈ってもまだミルク米だから無駄
もったいないと思う気持ちはわかるが、疲れるだけ。帰ったほうがいい。

なんだかすっきりした。
刈り取った分ははさ掛けし、残りはそのままにしておくことにした。
一年に一回の勉強。

しかし、やはり話に聞いていたとおり、稲が獣臭で臭くなる。

「落水せなあかん」
とも言われた。
もう時期だと。
しかし、川口由一式では9月いっぱいくらいまでは注水。
深澤信夫式でも手刈りの場合は直前まで水をはっていても良いとなっている。

獣害との兼ね合いもあるが、岩澤式をできるだけ忠実におこなうことにする。
いや、一番下の田だけ落水しよう。

*上は稲刈りまで深水維持
*下は落水

下の田
ぬた場
一畝ほど



やはりこうやって見ると
今からでも電柵は遅くないと思う
8割の米を守る

2016年9月13日火曜日

自転車ライトの設置

電柵がくるまでのつなぎとして、自転車の電気をネットに取り付けた。
なかなか良い感じに警戒心を与えるのではないか?と思う。

ぬた場にされたところは、刈ろうにも稲がぐちゃぐちゃにおい被さり、
束として捕まえるのも一苦労。

稲の育て方、だけでなく、守り方(動物との対峙)も大切で、それも含めての
米作りなんだな、と身をもって学んでいる。
毎年が勉強。
そして、今年苗づくりがうまくいったからと言って、
同じようにやって来年も上手くいくということはなし、
しかし1が0になるようなことではなく、曖昧とも呼ぶような自然の摂理の中にある。

でも、今年のように米が育ってくれたら、
来年は頭から電柵もあるので、しっかりとした収量を得られそう。

そう、毎年、毎日が勉強。

作業をしていると、よく通りかかる猟師さんに声をかけられた。
以前、「よく、ここまで復活させたな」と言ってくれた人。
「せっかく作ったのに、これじゃ。気の毒に。端っこに罠しかけてもええか?」
と言ってもらえ、二つ返事でお願いした。

手塩にかけていた米をぐちゃぐちゃにされると、本当に落ち込む。
だけど、どこかで他者が見てくれていて、ねぎらいの言葉と、その人ができる方法で助け舟をだしてくれる。

田んぼに行くすがらよく挨拶をするおばあちゃんからは、
「もうすぐお月見やし、里芋おいとくから。食べてね」と。

重たくなった頭と沈んだ心がパーっと晴れる。
そしてまた頑張ろうと思える。
獣害を受けても、また次、来年のことを思えるのは、
こういう他者の慮りを感じられるから。
獣害も辛いだけではない、と。
ある種の満たされた感じを得られるのは、関係性が育まれていると実感できているからだろう。

ただ米を作っているわけではない、
目指したものが既にあった、いただけた、その充足感。

だからといって、獣の侵入を許すつもりはない。
音や匂いがすると、殺してやる、といつも思う。

なんとか、おかげさまで、
そういうもの、ということか











止まらないイノシシ

日中の仕事を終え、急いで田んぼへ
昨日、打ち合わせがあり途中で切り上げざるをえなかったはさ掛けをするために。

案の定、イノシシにはいられていた。
山側のネットが穴だらけになっていた。

広い面積をぬた場にはされていない。おそらく今夜。
1度目は様子見なのだろうか、
それともぬた場にしたところを刈ったことで、少し抑制となったのか。

はさをつくり、かけてきた。
しかし、今回はしっかりとした収量が得られそうだ。
守りきれれば。

なんとしても夜回りに行かねば、と思っていたのだが、
マレージアからのカウチサーファーと話していたら深夜に。
そして雨も本降りに

明日の朝、駐車場の稲をしばり、稲架にかけたい。
天気予報では昼過ぎまで雨。
それでもなんとか。

そして、電柵を張る下準備を進めたい
獣にやるために毎日日にち働いているわけではない


2016年9月12日月曜日

案山子

このところ、田んぼにいく足取りが重い
また獣が入ったのでは?と現実をみるのが辛い

しかしそうも言ってられないので向かう
ぬた場がさらに拡大していた
やるせなさでいっぱいになる

ついに電柵を購入した
知らない分野のものを買うというのは時間がかかって疲れる
かといって適当に買うわけにもいかないので、ひたすらに満足するまで調べるからそうなるのだけど。

ぬた場で倒れている稲をどうしようかと思ったが、
ネット上で「ぬた場になったら青米で刈る。少し混ぜて食べると美味い。ガハハ」と笑う近所のじいさんがいる、という書き込みを読んだので、それを真似てみることにした。

同じく刈るには早すぎる稲だけど、状態が違うようだと思った。
実がまだ固くなっていないものがある。
しかし、選別する時間はないので、すべて刈り取った。
夜は打ち合わせが入っていたので、はさ掛けまではいけなかった。

ぬた場というのがあるとは知っていたけど、体験することになるとは思わなかった。
人が生きていく上で病気は欠かせない。それでもそれを乗り越え、たくましくなっていった。
米作りもそうであるといいなと思った。
穏やかで順調なことばかりではない、米作りも同様、そう教えられている。

一本植えした苗が、40ほどに分蘖していた
刈り取っていても二株握りしめるのがやっと
一畝ほどの刈り取りだけど、去年の収量をすでに超えていると思う
登熟はまだ始まって間もないので、これが完熟してくれたら、と思うと嬉しい

守ってやれんくてごめんな、と言いながら刈り取った

刈り取ってる最中は、もう今年はダメなんじゃないかとも思えてくる。しかし、
一段上がり、上から観てみると、まだ9割以上残っている。
電柵をしっかりほどこし、守ってやりたいと思う。



ぬたば

ぬたば
一畝ほどある

鹿により全滅した朝紫

登熟が始まったばかりくらいなので、
完熟にはまだまだだけど、
刈り取った



一本植え
が平均40本になっていた





案山子

もくさつ君

時間がなく、ハサ掛けできず


守ってください

夜もしっかり

2016年9月9日金曜日

ぬたば

昨夜見回りに行った際、獣が逃げる音が聞こえた気がした
注意深く見たのだけど、姿は見つけられなかった

今朝、田んぼへ行くとよく育っている箇所の稲のほとんどが倒されていた
食われた形跡がない
ただゴロゴロとまわり押し倒したような
これがぬたばかと思った

昨夜は稲に隠れて見つけられなかったのだろう

ぬたばということは、マダニだらけなのか、と思いながらも
仕方ない、全部手で起こした
もちろん、折れてしまっていたりして綺麗に起きないのもある

防獣ネットを確認すると、いたるところが食い破られていた
おそらくここからだろう、という侵入経路も
ネットをおしあげてはいられている。
逃げるときは、食い破っているようだ

いまの網では防げないということがよくわかった

金網は高いので、電柵を調べ始めた
電池式、ソーラー式
電池式でどれくらいもつのか、バッテリータイプのものは?

獣害が止まらないので
田んぼに行くのが嫌になる
まだ花を咲かせている稲の間を入りながら
倒された稲を起こす
踏み入れてはならない時期にごめんね、
守ってやれずごめんねと言いながら
風が抜け、
揺れる稲に癒される

ぬたば



ほぼ全部出穂



2016年9月7日水曜日

金網か電柵を施す

田んぼで一晩過ごした
体がだるく頭が重い

獣はこなかった
あそこの田んぼにくるあいつらは知ってか知らずか、
食いに入った後2,3日は来ない

この2,3日は躍起になった耕作主が見回りにくる、と理解しているのか、
単純に一度たらふく食べたら2,3日は食べない習性なのか。

ほとぼりが冷めたころにやってくる。
自分にとっては、疲れがたまり、今日はもうやめよう、と思う頃。

ロケット花火でパーンと、一日数回、眠くなるまでやっても
全くの無意味、無駄金、徒労、だということがよくわかった

そんなことをやって、何かやった気になったところで無駄
金網か電柵を施し、しっかり対策をとらなければ

仲間何人かで田んぼをまもり、
田んぼを守るということは周辺の環境に手を入れるということであり、
山の恵み、川の恵み、そこの田を使っていた祖霊の恵み
そういったものへの感謝、育つ作物への感謝、
思い通りにならない天候、恵みの雨、
それらの中にある自分を感じながら暮らす大人たちの背中をみて育つこどもたち
大人のコミュニティがあり、
こども同士のコミュニティがあり、
子どもを気にかける親たちの存在があり、
見守られていると感じながら育つこどもたちがある
その関係性を保とうと対話がある

まだまだ書ける
そういう共同体、地域をつくっていくこと

2016年9月6日火曜日

朝紫 全滅

またも鹿に入られていた
朝紫は全滅した

ネットの下から強引に入ったようだ
網も何箇所も食いちぎられていた

本気で食おうとしにきた鹿を、ネットで止めるのは無理なんだと勉強した
金網か電柵がいる

竹の壁は、出来ずじまい
時間もないし、竹もない

ネット下部だけでも金網を施すか、
電柵を買うか

普通の田んぼは稲刈りが始まっている
おそらく獣たちの集中砲火をあびる
中にも入られ、30本ほど倒れていた
できる限り起こしてきた
まだ本当は踏み入れたくない時期
結実のための重要な時期








2016年9月5日月曜日

一日雨 夜回り

2日行かないと、久しぶりに行ったような気になるのが不思議。
昨日はマルシェの運営と出店で日中も行けなかったからだろう

稲の穂が垂れていた
ああ、しっかりと育ってくれたと思った

一日しっかり降ったおかげで、水も十分にあるような音が聞こえた
頑張って守ろうと思う

田んぼへの道中、大きな鹿が一頭横切った
この前まで群れで動いていたものだと思う。
鹿も大きくなったってことか
民家の間にある空き地を抜けていった

自身の家のことにばかりかまけていると、
人と野生の境が近づいていく、なくなる
近代的個人主義が幅を利かせ、総有的共同体が弱まると、
獣があわいを超えてくる
その集落は関係性が弱まっている、暮らしにくい、
そう判断できる気がする

2016年9月1日木曜日

畦の補修

三枚目の田の畦が崩れつつあった
田植え前、獣に潰され畦としての形がなかった場所
溝をきり、土をあげ、即席でつくった畦
踏みかため、土を盛る暇もないでいた

水が染み込みぐちゅぐちゅになり、一部は決壊していた
土をあげ、応急処置

稲刈り後は畦の修復が必要

朝紫の田に、またしても、もぐら穴もあり
一度イノシシに掘り返された場所で、大きなクレーターになっていたところ
堀やすいのだろうか

くぼみ全体をおおうように、土を投げ入れた

獣害はとまっている









































































































































埋めても埋めてももぐら穴

しっかり水がたまってくれたのも束の間
今朝、確認をしに行くと、1、2枚目は水が不足
見事にモグラ穴
ごうごうと水が抜けていた
直しても直してもいたちごっこ。もぐらごっこだ。