2016年10月31日月曜日

稲刈り 稲の育ち具合研究

しっかりと仕事できた1日だった

朝食前に稲架掛け用の竹切り

朝食後から15時過ぎまで稲刈り
15時にもなると日陰が増え、寒い

終わりが見えてきた

獣に荒らされてぐちゃぐちゃになった部分もほとんど終え、
稲刈りらしい稲刈りができて気持ち良かった

水はけが悪いので、稲刈り後に水路を点検する
分岐点の蓋を閉めているのだけど、隙間から大量の水が入ってきているもよう
それに加え、昨日は雨

一本植え
分蘖数はこれから数える
この一束で手はいっぱいになる
川口式のように3束を一つにまとめようとすると、太すぎてできない

岩澤さんのほど、根っこが育っていない
稲の研究はまた後日
風邪をひいて体調もすぐれないので、夜は早々に就寝した








そろそろ乾き具合も確認したい




なんとここから田んぼを見れるようになるなんて
笹が生い茂っていた場所
どこかの誰かが刈ってくれた
以前、箱わなを管理しているおっちゃんが
「山道の草刈りをしてくれてありがとう」
と言ってくれた。
それの反応だと良いなと思う。
関係性が生じている、ということなので。
これまで手付かずで、放置されていた場所に人の手が入りだした

今は草刈りは後回しだけど、応えるように少し手を入れた。




2016年10月29日土曜日

稲刈り

稲刈り

久しぶりの稲刈りだった
雨が続いていた
一昨日、晴れた日があったが、ぼくは体調を崩していて田んぼ仕事ができなかった
さつまいもを掘っただけでからだの節々が痛み、だるさを覚え、これは養生した方が良いと判断した。

鹿と猪は止まった
あいかわらず山水の流入は続いている
田んぼはぐちゃぐちゃ
もう数箇所畦切りをしようかとも思うが、1日田んぼに行ける日がないので、どうしても稲刈りが優先となる
その次が稲架用の竹切り

稲刈りは残り1/3ほど
明日は1日できそうだ。
早く仕上げないと、のちの作業が全てずれ込む。
脱穀、籾摺り、
畦の手直し、どころか田んぼの手直し

左奥はほぼ身が入っていない

稲刈り
1/3ほど残っている
早くしなければ、次の作業に響く

2016年10月22日土曜日

稲刈り 草刈り

大きな穴が空いていた
猪が掘り、水が削っていったのだと思う
簡単な埋めをした
刈り取った草を詰めこんだ
水の溜まりやすい田だと思う 
少しずつ進める稲刈り

稲架も倒れることなく立っている


2016年10月20日木曜日

稲刈り 稲架かけ

優が仕事の出発まで少し稲刈り

途中だった稲架たてをおこなった
見事な竹だからしっかりとしたものができた。
それに作る際の手間も少ない。

あと二稲架ほど必要か。
嬉しい悲鳴だ。

そして竹もある。
手が回っていなかった竹やぶだから、地主さんにも喜んでもらえる。

明日はうさと展の準備があるから、朝早くから少しの稲刈り
準備が順調に終われば、竹を切りにいこう

2016年10月19日水曜日

稲刈り 竹入手

稲刈り
竹刈り
草刈り

雑草、花を咲かせてしまった。
それまでに草刈りしておきたかったのだけど。いたしかたなし。
もう枯れるのだからそのままでも良いかな?と思ったりもするが、
たぶん、手入れした方がいい。来年、再来年のために。

立派な真竹が取り放題になった。
とてもありがたい。
これには裏話がある。おっちゃんには若い女性。おばちゃんには若い男性。
これはいつでもどこでも使えるセオリーなんだろうな。動物の本能。

これで、しっかりとした稲架が作れるようになった。
竹柵も可能かも。
ますます、helpex、カウチサーファーの来宅が心待ちになる。

早々に稲架を立て、稲刈りを励みたい。

2016年10月18日火曜日

稲刈り8日目

稲刈り
稲架の手直し

支柱を増やせばなんとかなるかと思っていたが、あまりにも弱かったみたいで、
中央辺りで重力に負けていた
支柱を増やし復活

稲刈りを進めた
鹿の侵入が止まっているもよう

夜回り後、竹を探しに、近所のおじさんに教えてもらった竹林へ
鹿の群れに遭遇した
もう一度、確認、昼間に行き、もらっても良さそうなら切り出す

今日はフランス在住ベトナム人の男性hungが手伝ってくれた
昨夜、うちへ泊まりに訪れ、早朝に起床し、稲架の手直しや稲刈りを手伝ってくれた
とても謙虚で丁寧で親切。29歳という若さで素晴らしい人だなあと感心しきり

近所のFさんも、夜勤明けにもかかわらず稲刈りを手伝ってくれた。
あいかわらずの歩くマザーテレサぶり。

なんだかんだで今年は関わってくれている人が多いので嬉しい。
一度に「稲刈りに10人来てくれた」とかはまだないけれども、
手伝ってくれたり、話しかけてくれたり、良い感じ。
半分ほど終わった稲刈り
稲架をつくらなければ
竹探し、竹の切り出し
そして、獣から守ること

あまった種籾を無造作に播いてみた
全面的に草刈りに入った覚えもある
歩き回った覚えもある
そんな中で、なんの手も入れず育っている稲があった
本当の野生稲
種籾にしたい

今年は関わる人が多く嬉しい


2016年10月16日日曜日

稲刈り6日目7日目

稲刈り
獣害ネットの張り直し

カウチサーファーで来てくれたオランダ人のリック(20歳)に手伝ってもらい、
稲刈りを少しとハサ掛け周りへの獣害ネットの張り直しをおこなった

鹿の食害もどんどん広がっておりたまらない気分
入られる度に稲が倒れ、踏みつけられ、
稲刈りのやりやすさも達成感も減っていく。

せめてハサ掛けしているものだけでも守ろうと、稲架を囲むようにネットを張り直した。
2100mmのポール
今の所、入られていない。おそらく刈り取り前のもので十分だから、という理由だろう。
刈り取りが終わりそうな頃が怖い。

ベルギーからジャーナリストのパスキーが訪れ、我が家の営みを取材してくれた。
田んぼのある風景も喜んでいた。
しかし、カメラの向け方は欧米人的だなあ、という印象。
多くの日本人がアフリカの人々やカンボジアの子供たちを見るめも、こんな感じなんだろうなあ、と思いながら写されていた。

しかし、獣に入られると稲刈りがしにくい。
食べられ、収量が減り
潰され、収量が減り
刈り辛くなり、はかどらない
はかどらないと田んぼに米を置いておく時間が伸び、獣に狙われる時間が増える

踏み潰されたものは、土に還したと思い、
食い荒らされたぶんは、共生だ、と割り切るしかないのか。
できた人間ではないので、有害駆除の資格をとり、殺そうと考えている。
殺して、個体数を減らし、翌年の田畑につなげる


2016年10月14日金曜日

稲刈り5日目 鹿による食害

稲刈り
草刈り

どうも、なんだか怪しいと感じていたが、
やはり鹿が入っているようだ。
電柵の「きけん」看板がありえない場所からでてきた。
風では飛ばない。
草刈り中、設置場所から3mほど離れた場所に落ちていた。

水口側、もち米の田はかなり水が引いていて、地割れを起こしている。
そこに今までなかった足跡がついていた。
決定的だ
こんなやりとりいつまで続くのか、と思うが、
不思議と落ち込まないのは、もう、半分やけくそだからか。

このままではさらに収穫量が減る。
もう半分以上、獣に潰されている。

稲刈りの最中、獣にくちゃくちゃにされた稲を踏まざるをえないのが辛い。
来年はしっかりと狩りにも精をだしたい。作物を守るために。

作業をしていると、本当にいろんな人に声をかけられる。
今日もおじさんから、林道の草を刈ってくれてありがとう、と言われた。
自分にとっては獣害対策の一環。
お互い様で成り立っているということか。

鹿の食害に頭を悩ますか、
しかし今から稲架掛けで天日干しなのだけど、一体どうやって守ろうか。
コンバインで刈って、乾燥機を使うしかないのか。
それが現代なのか。

午後の一時間、ベルギーから来ているジャーナリストの取材を受けた。
good newsだけを取り扱うらしい。
自然と向き合う姿はgoodなのか。
ぼくはどうやって鹿を殺そうか、とばかり考えている。



2016年10月13日木曜日

稲刈り4日目

稲刈り
草刈り

草刈りを進めている
もうすぐ冬だから枯れるのだけど、植生を変えるために手を入れる。多分変化する

稲刈り
日当たりの悪い場所はやはりまだ少し青い
焦らずほどよく刈りどきであろう稲から刈ることにした
あと、イノシシにぐちゃぐちゃにされて起こした稲も。

ぬた場後
踏まれただけの稲は起こして成長していた。
土にめり込んでいた稲は実入りが悪かった。大変な思いをしただけの価値がない
稲刈りも非常にやりにくい
まったくはかどらない
ぐちゃぐちゃになり入り込んでいるので、ざくざく切っていくことができない
稲刈りの楽しさがない

鹿
どうも怪しい。
電柵設置後も鹿がはいり、穂を食べている気がする
グラファイポールが不自然な傾きをしていたりもする
夜回りに行ったときは何もいなかった
足跡は確認できていない。注意してみているのだが。

ぬた場にされぐちゃぐちゃで刈るのも嫌になる




来年、再来年を見越しての草刈り

2016年10月12日水曜日

稲刈り3日目

稲架たて
稲刈り

稲架を立てるにも満足な竹がない
川沿いの細い竹と、田んぼ隣の竹やぶから道にはみ出した竹とでなんとかみつくろった

稲刈りをしていると、知らないおっちゃんが軽トラを停めておりてきた
「まだ稲刈りは早いよ」
青すぎると言う。
不耕起栽培の特徴がいつまでも枝梗が青いというのがある
米自体が青いのは問題だが、遠目で見て青く感じるのは、どうなのだろうか。
そのおっちゃんが慣行農法であれば、判断が違ってくる。

稲に聞け、米に聞け
よくみると確かに青い米がまだちらほら。
数日草刈りをして、登熟を待つのも良いと思った

出穂後45日で刈り取りの適期
10/9にいちおうそうなっているので、日数的には適期なのだろう
ただ、完全に止水できない田んぼなので、ちょっと狂うかも

*止水について
水回りを見回った。
水路からはそれほど入水していない。
そして、土中に浸水し、それが土手から滲み出て、
田んぼに入ってきているのだろうと思った。
稲刈り後、土手と本田の間に溝を切り、板でも埋めようか

帰宅後、稲刈り時期について調べた
岩澤さんの本にははっきりと書かれていない
ネット上では「食味を大切にしているので、適期より少し早めに刈っている。少し青いのが混ざるくらいがおいしい」という農家さんもいた

刈る時期が遅いと胴割れを起こすというのも問題。
見るからに青い稲は待つとして、もういいかもという稲は刈っていこう。
日当たりの良いところは、適期

カヤはなくなり、背の低い草が繁茂

草刈りが待っている

景色が変わった
それを知っている人たちが声をかけてくれる

ここは来年、田んぼにしたい

一本の苗が38本になった
    38分蘖中、37本に穂がついた
不耕起栽培特有の白い根
岩澤さんの根っこはもっと野生的。

2016年10月11日火曜日

稲刈り2日目

二人も助っ人が来てくださった。
Iさんは、日本酒職人。発酵道を進む人。誠実な人で、話していると背筋がのびる
Tさんは、元集落の区長。もう80歳になられただろうか。ふらりと来てくださり、そして軽やかに手伝いを始めてくださった。
ほり(鋤)をいただいた。すきやきは、鋤の上で肉を焼いたとこからきているとのこと。
Tさん流の稲刈りを教えていただいた。

手仕事っていうのは、言う人によって色々。
これって面白い。
現代は、やもするとwikiスタンダード、絶対的な解答が一つ、みたいなとろこがあるけれど、それとは違う。
日本の、この地域の、この集落の、この家系の、この人の、
とどんどんローカライズされる。
どれが正しい、とかではなく、どれも正しい。

「こうするもの」なんて決めず、
はい、どうぞお任せします、でもやっぱり1cm左がいいな、
というような感じ。

そしてやっぱり農作業は一人より大勢の方が断然良いと思う。
何かお返ししたいと思う。昔なら稲刈り返しにいったのだろう。
それって要するにお互い様だ。お互い様の心が自然に育つ。

現代はその循環が途切れている。
貨幣で表すか、物で表すか。




手前稲が枯れている
実が入っていない

ぬた場にされ
実入りも悪くなり
スカスカした田んぼ

試しに干していた、ぬた場で潰された稲
やっぱりスカスカで全然ダメだった
勉強になった
次回からは切るのではなく、起こす


全滅したもち米
鹿による食害
茎に3粒、等々、食い残ったお米を拾い集め、
なんとか両手で持てる分の稲になった
乾燥後、水選別し、どれくらい残るか
種籾にはなってほしい


実入らず死んだ稲

集めた朝紫
どれくらいの種籾になるか

稲の成長自体はとても良い
立派な穂
理想とする稲に近いのではないか?

2016年10月10日月曜日

稲刈り一日目

稲刈りを始めた

夕方から一時間ほどの稲刈り
18時頃にもなると辺りは薄暗くなり始める

優は稲刈り
ぼくはまず電柵の確認
バッテリー残量が赤ランプになっていた
今日は秋晴れだったのだけど、フル充電とはいかなかった
心配だ。太陽の動きが変わったので、パネルの方向を再考する必要があるかもしれない

一週間草刈りできなかったが、電作周りはそれほど伸びていなかった。
一部漏電していたようだが、しっかりと手刈りしたら直った

ふた束稲架かけしたらもう辺りは夕闇だった

稲を二本刈り取り、一本は田んぼ上のお地蔵さんに。
もう一本は家の神棚に祀った。

米が収穫できます。ありがとう
藪に埋もれていたお地蔵さんが、田んぼを見渡せるように、草刈りして捧げた。

大方どこかの誰かが、地蔵さん周りの草を刈っていた。
そこにぼくがさらに手を入れた。
こんなところでも、小さな関係性が生まれている。

2016年10月9日日曜日

実が入っていないものが多い

一週間ぶりの田んぼ
見回り

もういつでも稲刈りに入れる。
下の田んぼ、山側は実が入っていないまま枯れていた。
おそらく受粉期に獣に入られていたからだと思う。

昨夜から午前中にかけて大雨だった
それでも、まったく倒れないのだから見事。

電柵もしっかり機能している。ありがたい

明後日から稲刈りを始めたい、が他の予定が目白押し
早朝作業を進めたい

2016年10月1日土曜日

秋の草刈りを始めた

草刈りをした

外が明るくなり、雨も上がったので草刈りへいった
早いものでもう伸びかけている。電線にかかりそうなものも。

この半年で植生が変わった。
背の高い植物はなくなり、背の低いものが繁茂している。
茅、ホタルイは見事に無くなった
エノコログサが心地良さそうに風に揺れている
またすべて刈りとる

これから数日田んぼには行けないので、少しでも草刈りができてよかった
すべてこれからにつながる
冬期湛水不耕起移植栽培は3年目から良い変化が顕著に現れると言う。
植物、虫、田んぼという人工物にじょじょに適応していってくれるということか。
どれだけ米が実るか、はそれの創発とも言えるのか。

多分蘖が一概に良いとは言われないのは、
慣行農法の人たちにとっては肥料太りを意味するからではないかと思う。
無理せず成長に任せての自然農では、有効分蘖が増えるのは自然なことなんだと思う。

電圧テスターの復活

電気柵の確認をした

電圧チェッカーが届いていたので、早速確認作業へ
正常な反応を示し、ほっと一安心

初期不良だった。
今日から数日、田んぼへ行けないので、
その前に電柵が正常に動作しているとわかりよかった

しっかりと稲を守ってほしい

もう一度草刈りをしておきたかったのだけど、今朝も雨で厳しい
稲起こしは結局できずじまい

思い半分、しかしそれでもありがたいと思わねば。