2016年10月14日金曜日

稲刈り5日目 鹿による食害

稲刈り
草刈り

どうも、なんだか怪しいと感じていたが、
やはり鹿が入っているようだ。
電柵の「きけん」看板がありえない場所からでてきた。
風では飛ばない。
草刈り中、設置場所から3mほど離れた場所に落ちていた。

水口側、もち米の田はかなり水が引いていて、地割れを起こしている。
そこに今までなかった足跡がついていた。
決定的だ
こんなやりとりいつまで続くのか、と思うが、
不思議と落ち込まないのは、もう、半分やけくそだからか。

このままではさらに収穫量が減る。
もう半分以上、獣に潰されている。

稲刈りの最中、獣にくちゃくちゃにされた稲を踏まざるをえないのが辛い。
来年はしっかりと狩りにも精をだしたい。作物を守るために。

作業をしていると、本当にいろんな人に声をかけられる。
今日もおじさんから、林道の草を刈ってくれてありがとう、と言われた。
自分にとっては獣害対策の一環。
お互い様で成り立っているということか。

鹿の食害に頭を悩ますか、
しかし今から稲架掛けで天日干しなのだけど、一体どうやって守ろうか。
コンバインで刈って、乾燥機を使うしかないのか。
それが現代なのか。

午後の一時間、ベルギーから来ているジャーナリストの取材を受けた。
good newsだけを取り扱うらしい。
自然と向き合う姿はgoodなのか。
ぼくはどうやって鹿を殺そうか、とばかり考えている。