2015年6月30日火曜日

五十一

田植え
モグラ穴対処

まず田植えをする本田の草刈りをした。
一気に田植えを終えることのできない植え方なので、やる直前に田んぼ一枚の草を刈るのがちょうどいいとわかった。
水は2/3ほどたまっていた。
午後から入水を止めてみると、3時間ほどでほとんど抜けてしまった。
この田んぼは半日ももたないのだな。

ここ数日、朝晩は肌寒い。この田んぼのある場所はもっと冷えているだろう。生育が心配だ。
苗が黄色く、白っぽくなり、枯れているものもある。
長さは短く、分蘖が進んでいるのもある。
種おろしの時に、もう少し間隔を空けた方が良さそうだ。
苗床のはずれに草にまみれながら良い感じで育っている苗が数本あった。

トンボが出始めた。水路をゲンゴロウが泳いでいた





2015年6月29日月曜日

五十

田植え


画像左側に田植え
田植え前にざっと草を刈った
4時間ほどの作業
苗が枯れているものもあった。密度が高すぎるのかもしれない

2015年6月28日日曜日

四十九こ

田植え
淵の草刈り
モグラ対処

出張で4日間留守にしていた。
水ははけ、草がのび、竹が恐ろしく成長し、苗床の苗が草におされはじめている。


まるでブルドーザー
この数日でおこなわれた
対策せねば



2015年6月22日月曜日

四十八

田植え
畦の手入れ

行く度にモグラ穴があいている。そこからゴオゴオと音をたて、水が抜けていっている。
それらを全て潰し、埋め、土を寄せ、簡単な畦塗りをし、
水がたまるようになった。
本田の上、3cmほど冠水
青草が多いからか、水口より遠いところの水に膜ができていた。これ以上ひどくなりそうなら手を入れねば。
雑草の生長がおそろしく早い。水口側の畝の草刈りをおこなった。稲が草に飲まれていた。
手袋をつけずに鎌をふるっていたら、ついに指先を切った。

水を張るのは、草をおさえるため
沢山の虫が草や枝にしがみついていた。
水を張るのは、草の命をとるため。
虫たちは命からがら水の上へと逃げていた。
もの凄い量の小さなムカデのような虫、蜘蛛、毛虫、なめくじ、赤いダニのような小さな生き物。

殺して殺して米を育てる。

水の出口と畝の間に板でも挟みたい





2015年6月21日日曜日

四十七

田植え
モグラ穴の対処

3.5枚終わった。。。。
まだ3.5枚。。
水が畝の上まで中々たまらないので,今日は思い切った水量を注入した。
かなり田んぼの中に水がまわった。
そのおかげで土がやわらかくなり、慣行農法の水田の手植えに近いほどに楽になった。

普通は手植えと聞いただけで大変ね、と言われるのに、
その手植えの方が数倍楽に感じる川口式。

現在のぼくたちの暮しには、負担が大きい農法であった。
当然、川口式を批難する意味ではない。
私たちの現在の暮らしには、圧倒的に広く、田んぼまで遠く、バランスがとり辛かった。

川口式の田植え時に、本田をやわらかくしないのは何故だろう?と思えたほど。
苗床も水に浸すと、一本の苗だけがとれて、やりやすいと思うのだけど。

2015年6月17日水曜日

四十六

田植え

無農薬の田んぼは草取りが大変。
そう聞くことは多い。
川口さんの自然農は、雑草の中に植えていくので、
その心配はいらない。元々生えている中に移植するのだから。



少しずつ片付いていっている


水が、畝の上までこない
雑草をおさえられないので困る
今日もモグラ穴を見つけ潰した

2015年6月16日火曜日

四十五

田植え


何本確認しても
稲とひえ?の区別がつかない
調べてみると、少し違いがあるとのことなので、
もう一度じっくり見てみる

直播き
雑草がしげってきた
田植えが終わり次第刈る

イネか雑草かわからず

稲であろう

イヌビエだろうか
しかし、籾がついていたりする。。

うーむ
見比べ方を調べてみたので、確認する

苗床の不織布を全てはがした





苗床
雑草に追いやられている



このような苗床を晒すのは恥ずかしいが仕方ない

川口さんのルーツを辿り始めた
川口さん監修の本では自然農に辿り着けない
根源が書かれていないと思ったから

福岡正信さんの「わら一本の革命」を読み終えた。
数年前、紹介してもらい、やっと今読む時がきた。
たんなる自然崇拝者とは異質の方であった。素晴らしいないようだった

この秋は雨か風かは知らねども
今日のつとめに田草とるなり

2015年6月11日木曜日

四十四日目

田植え

発芽して育ってくれるだろうか、と心配していたのも、つい最近のように思うのだけど、
あたふたと日々いそいそと手をかけていたら、
田植えができるほどにちゃんと育ってくれた。

稲の独り立ちの時。ちゃんと広いところへ移植する。
苗床から、土を少しつけたまま、平鍬で削り取り、
植えるところを鎌で切り、掘り、
そこに深すぎず浅すぎずで苗を植える。

苗床から苗をとる
川口さんは平鍬ですくいとるらしいが、
草取りを怠り雑草が多く、
稲がないところもあるので、
そういうところは、ハンドショベルでおこなった

一本植えした稲たち
稲によく似たイネ科の植物との見極めができないので、
気にせず植える事にした

優と二人で、昼前から16時頃まで田植えし
一枚の9割ほどを終えた
雨が強くなり帰宅

自然農とは、田植えの方法ではない、との思いを強くする。
自然に応じる、なんてことは一朝一夕で出来るわけもなく、ただあたふたとする一年目。
田植え仕事、手っ取り早くお金を得られる仕事、子守り、母の介護、妻の人生、等々それらとともにある自分のいまここ、それらもまた自然の一部。
自然という言葉の拡大解釈にあたるかもしれないけれど、
自然農とはそういった日々の揺蕩いに沿うことなのだろうな。

そういった自然に沿うこと、
ただ愚直に日々の営みをおこなうこと、
誇示することなく、妬むことなく、比べることなく、いのちの営みにあわす。感じる。

SNSは便利だ。しかしインスタントでもある。
「あの人は元気かな?うまくやっているといいな」
それで充分ではないか。
自然農の真似事を始めたら、派手でも地味でもない、一度限りのイマココこそだと身をもって思えるようになった。
自然と人為の調和の方向へ痛みをともなって向きつつある。
バランスがとれるようになるにはほど遠いが、悲観はしていない。

2015年6月10日水曜日

四十三

畑の妨獣ネット取付け
畦の手入れ
本田の草刈り
苗床の草取り

6月はあまり田んぼに来れないから早めに田植えしようと思っていたのだが、
暦通りとなった
明日から田植え

苗床のある一枚を残し、
後は全て草を刈った

畝の端も手刈りした
草が少しなじむと田植えしやすいと思う

苗床の不織布をとった

右半分、草取りを怠ったようだ
はっきりと現れた

7割くらいは発芽し育ってくれたのではないか
ありがたい

2015年6月9日火曜日

四十二

もぐら穴対応
獸害ネットの移設
本田の草刈り

生命力の強い草がものすごい茎の太さになっていた

端までしっかりたまるようになった
しかし、抜けるのも早い

まむし

苗床に張っていた獸害ネットをはずした
畑に移設
畑には里芋、かぼちゃ、ヤーコンを

四十一

畦塗り
田植え前の草刈り


もぐらとの競争

畦塗りをし、水がたまりやすくなった

田植えに向けて草を刈った

草刈り前
一時期より量が減ったと思う
冬草と夏草の入れ替わりなんだろう






















































































































































































































































































































































































































































































































































2015年6月3日水曜日

四十日目

畦塗り
コシヒカリの直播き

試しに別の自然農法
10日ほど水につけて発芽させたコシヒカリ
これを土の上におろす
と、書くことは簡単だと思える仕事となった
あれこれと試すにも今年は規模が大き過ぎた

畦塗り一日目の作業を終えた
土を練る際の水の量を加減するのも難しい
簡単にしゃばしゃばになるし、
簡単に水気が足らず練れなくなる

滋賀旭直播きの田
草がしげってきた
まったく雨が降っていないが発芽し、
色もいい

羽二重直播きの田
全体的に発芽している

コシヒカリを直播きした田
右1/3ほど草を刈った
水につけて籾を発芽させ、それを田に蒔き、栽培する方法
読んでいると簡単そうだが、やってみるとこれまた大変
休憩をとらず(とる気になれず)作業を押し込み、続けているというのもあると思うが、
丁寧にすることよりも、とにもかくにも終わらせなければと気がはやる。
これではいけない、とわかりつつも、やらざるをえなくなっている。

まず草を刈る
が、一ヶ月ほど前に切れに刈っているのでそれほど生えていない。所々背の高い草がある。刈り始めたのだが1/3ほどで電池もなくなりやめた。
草を刈るのは、籾が着土するように、なのだが、そんなに綺麗に草を刈るのは並大抵じゃない。ナイロンカッターは、持っている電動刈り払い機では機能しなかった。手刈りできる余裕もない。
結局、直播きと同じように、平鍬で表土を削り、そこに播種した。
一粒一粒おくのではなく、指の隙間からぱらぱらと落とす感じにした。
それは、この農法の利点を試すため。
籾が濡れていることもあり、固まりで落ちることが多かった。
発芽したら密集することになる。

マニュアルでは「ばらまく」と書いてあるが、それではあの広さの田んぼ全体を草で覆う必要がでてくるし、どこに蒔いたかわからないと、籾を踏んでしまう。
稲刈りのやりやすさも考えると、一列になるように蒔いた方がいいのではないか?と思い、そうした。

ほとんど手をかける必要がないことを謳った農法を試しているので、それを確認したいのだけど、つい、こうした方がいいのではないか?とやってしまう。

残りの2/3は、ばらまいた。
その上に草をかぶすのだが、厚さ5-10cmほどになるようにとなると、田の近くでは集まらず、100mほど離れた藪から持ってくるほかなかった。
獣道にならないように、草を刈ろうとは思っていた場所なのだけど,
10往復もすると、嫌になった。

結果、中途半端な試みになったと思う。
籾にはかわいそうなことをしている。

身の程知らずのバカが、
自然農をうたった、
命の軽視をしている。

いつのまにやら足許から離れていたことを身をもって知ることとなった。

身の程を知らないのは、
田んぼ作業だけにあらず。
すべてにおいてそうだということ。
そう教えてもらっている。



2015年6月1日月曜日

三十九

畦塗り
苗床の草取り

所用の為、時間なく、一列しか畦塗りできなかった。
ドタバタと、忘れていた酒屋の頼まれごとをしに帰った。
もったいない一日となった。
いかんなあ

本来はいまは苗床の草取りを中心にしなければならないにもかかわらず、
都合により畦塗りにはいっている。
これもいかんなあ。

帰宅後、家の前の畑の草刈りをして、
近いことはとても重要だと痛感した

直播きの方は、まるで手がかけられていない。
日照り続きなので、少しは水やりをしたほうが良いと思うのだけど。

畦塗りをしてもすぐにモグラにやられる