2016年12月31日土曜日

穂高

しめ縄を作っている
乾燥した藁をみると、本当によく育ってくれたと思える。

へたしたら、そこらへんで見かける藁の2倍近いたけがある。
立派で、見事。美しい。


2016年12月28日水曜日

草刈り 畑の柵の手入れ

草刈りをほぼ終えれた
残っている笹は一度、鉈でざっと刈ってから、仕上げに刈払い機で一掃する。

畑の柵も、マレーシアからかた二人組のカウチサーファーが手伝ってくれたおかげで、一気に区切りの良いところまでできた。
あとは、土の改良、水はけをよくする手入れ。

崩れかかっていた畑の柵を撤去した

土手の草刈りも終えた



1枚目

夏の水遊びのために今から準備
草刈り


2枚目

3枚目

4枚目

5枚目

6枚目

7枚目

8枚目



山沿いの田





2016年12月25日日曜日

畔の手直し 草刈り 畑の柵の修理

快晴
12月とは思えない陽気。仕事ができるのは有難いが気味悪くもある。

朝はスコップ一つを手にしてビオトープ作り。
水がたっぷりたまった田んぼでやりにくい中、溝を堀り、畔の手直し
漏れているところは埋めたり。
さらに水がたまるように、そして来年の米作りがやりやすいように今から水の流れをつくる。

4枚目の田んぼの一部、イノシシが繰り返し掘り返した場所は大きな穴となっており、
土、草、藁と詰めてはいるが、沼のようになっている。
今日はそこに2度はまる。膝まで埋まってしまう。

畑が水浸しになるので、5、6、7枚目の田んぼの水の流れを変えた。
効果があることを願う。
ぐるっと一周溝を掘ろうと思う。

午後は2時過ぎから。
もう日陰になる時間。冷え込むのを覚悟していった。
長靴が乾いていないので、靴を履き、草刈り。
優は畑の柵の手直し。
あまりにみすぼらしく、柵としての機能も低下しているので、まずははりめぐらされた獣避けのネットを外しはじめた。
以前の持ち主も獣に四苦八苦していたことがよくわかる。

草が枯れているからか、背が高めの草でもナイロンコードでいけた。
笹は相変わらず強靭なのでチップソー。
だんだんと視界がよくなり、イノシシは居づらい場所になってきたと思う。

顔見知りのじいちゃん、ばあちゃん、猟師さんに声をかけられる。
帰宅後、右腕がまたも痛くなった。
優に「そりゃあれだけ重いものを一日中振り回してるんだもん」と言われ納得する。

3枚目
 
4枚目

4枚目
畔作り前
決壊して水がどうどうと流れていた

5枚目
どこから水が流れ込んでいるのだろう?と思っていた
道路との間にある水路の一部に穴が空けられてあった
やはり足を運ぶたびに気づきがある

6枚目

7枚目

8枚目
畑まで水浸しになっている

畑の横から
今年の3月まで耕作放棄地だった
2m超えのカヤで埋め尽くされていて、向こう側は見えなかった


1枚目
水争いがないと、こんなにもしっかりと水が張れるんだ!と面白かった

山沿いの田
日当たり悪い
エノコログサが繁茂している
ホタルイは皆無

山沿いの田
エノコログサが勢力を広げている
後日、除草

たっぷりの水
夏場もこれくらいあると気が楽なのだけど
半分以下の水量になる 
ざっと草を刈る予定




柵の手直しにかかった



2016年12月16日金曜日

畔作り 水口の開放

初雪が降る中での作業
初めは山の方から風に乗って飛んで来ている感じだった。
正午過ぎからは霰か霙

もち米の田にはまたも大きな穴。
あの一枚だけしょっちゅうやられる。
先住民のもぐらがいるのかな。

3枚、簡単な畔を作った
平鍬が直っていないので、畦塗りは雑
特に三枚目の畔は土がゆるすぎて、今夜鹿に通られたらまたぐちゃぐちゃになるだろう。

しかし、ますます田んぼになってきた。

畔の手直しと、冬期湛水のため水を張る作業、これはビオトープ作りだと冗談交じりに思いながらおこなった。
水口を開放すると勢いよく水が流れ込んできた。

たまれ、そして生き物豊かな場所となれ。

もう少し、草刈りをしなくてはならないので、
ガソリンを3リットル追加購入した。

明日、少しでも草刈りに行けるとよいのだけど。

草刈り

どこかの誰かと共同作業
初年度でこんなに笹が刈れるとは思っていなかった。
どこかの誰かが、たぶん「ついでに」と少し多めに刈ってくれた。
それを見て、ぼくも余分に草を刈った。

そしたら、優が「プレパークみたい」と言うような環境になった。
まだ子供たちが来るには危ない場所だけど、遊び回れるようなところになったら良いな。
楽しそうな遊び声の中、作業をしたいものだ。

今はまだ笹槍絨毯が広がっている。春には丸くなっているといいのだけど。

畔の手直しの片手間に草刈りを進める。
「背の高い草が雪の下敷きになって折れると、草刈りに難儀する」
という情報を得たからだ。
冬だから枯れるし放っておこうかと思っていたけれど、もう少し草刈りもおこなう。

さて、早く水を張らねば。
今年も冬期湛水不耕起移植栽培だ。2年目。
3年続けると、場が変わるという。
楽しみだ。


2016年12月14日水曜日

籾摺り 選別

籾摺りも終わり今年の田んぼ仕事は一段落した
160kg
おおよそ2俵半ほどの収穫

一年分の米をとれるようになるのはいつかな 笑

今年の収量が少ないのは、獣害これに限る。
獣に入られ、受粉ができず、実った米は食べられた。

あとは来年に向けて畔作りをなんとかしたい。
そして早々に水を張らねば。
雪が降るまでに。
明後日の午前中、明々後日の午後、今週の機会はこの二回か。

新米はまず神さんにお供えした。
神様とは呼ばず神さんと両親は言っていた。
特に敬虔な信仰心はない、神仏ともに祀ってある一般的日本家庭。

大人になって農作物を育てるようになり、
素直に祈れるようになった。
私利私欲を願うような祈りではなく、
収穫への感謝。
ただ米がとれた、ということではなく、家族が無事だからこそ米作りなんかもできた、
食害にあったけれども少しはとれた、そんな諸々あって、今手元にあるお米、
その一切合切に感謝。

160kgと言って笑う人は多いだろう。
そんなの割に合わない、買ったほうが早い、やるだけ損
そう言われるだろうな。

この収量で良いとは思わない。しかし、これで良い。
お米を自ら育てて、苦労を知って、ちょうど良い。

来年の米作りはもう始まっている。
種籾の選別も済ませた。
畔作りにもはいる。

来年の稲作日誌のタイトルも自然と決まった。
森羅万象、これでいく。

とりあえず、今年一年お疲れ様でした。
ありがとうございました。

2016年12月12日月曜日

種籾の選別

全部で15号ほど準備

まず初めに一升
その後、タネの交換様に3号
ポット苗の試験用に2号

しかし、3号ほど浮いてしまった。その分は補充。

来年の準備がすでに始まっている。
始まりも終わりもあるようで、ないような。
とってつけたようなもの。

オンとオフ、という考え方もこれまた近代的な労働のあり方なのだなとしみじみ思う。



2016年12月11日日曜日

森林の管理

獣害対策として考えている中にも当然 山の管理は含まれているが、
これだと後回しになる。

獣が獣害にならない対策、そのために何ができるか、何をすべきか
森林との関係性の復活。木が日々の生活にもっと入り込むように。

獣害にしない対策と言葉をすえると、見えてくる別のもの。
他の結びつき。

いま、玄関に薪ストーブを置こうとしている。
この時期、玄関で立ち話をしていると必ず風邪をひく
体調を壊す寒さ。来てくれた人に申し訳ない。

薪ストーブの薪を山から得る。
田んぼの隣の山の持ち主を探す。
もしかしたら空いているかもしれない。この辺りは割り山。
現在2箇所、所有している。
一箇所は場所がわからない。何人かに聞いたけど不明だった。

そのわからない土地と、田んぼの隣の山を交換してもらう。
密植の間伐を施し、薪を得る。
山に手を入れ、良い状態に持って行くようにする。
木をお金に変えることばかり考えない。
獣が十分に食べれるほどの恵みを回復させる。

獣害対策とは、
人が自然を制するものの見方だったのか。
獣害にしない対策を考える。
それは人と獣と自然との関係性の見つめ直し
いや、私とだ。

どうも大文字で語ってしまう。
頭だけで物事をみてしまう。見れるはずもないのに。
大文字で語った瞬間、主客分離。他人事。
この近代的思考を矯正するために、注意しなければ。

*山の持ち主を確認する
*山を変える
*薪をつくる

片付けおわり

あとは、畦を作り直し
水を張る。

水口も手直しして、水を管理できるようにしたい。

片付けに向かう途中、川でカブを洗っているIおばあちゃんに出会った
「大根ある?白菜もあげよか?」
遠慮していると、「遠慮なんていらんから」と包丁片手にずんずんと畑へ入って行き、
寒い中、自分の仕事を止めて、大根を抜き、白菜を切りとってくれた。
「里芋も抜こか?」
申し訳ないので断る。
もちろん、「そんなん、ええから」とくれそうになる。
いつもありがとう、と言う。
「わたしがあげられるうちは、あげる。作れなくなったときは助けて」

おばあちゃんは「お互い様や」とよくいう
他の人は大抵ぶつぶつ言いながら手伝ってくれるのだけど、
Iおばあちゃんだけは口をとじ、手足を動かしてくれる。
Tおじいちゃんもそうか。80歳
Iおばあちゃんはいくつだろう。

「わたしができなくなった時は助けて」
そう言ってはいるけど、この「わたし」とはご自身のことだけじゃないんだろうなと思う。
おばあちゃんに返せなくても、別の若い人に、同じように返そう

少ない会話でも学ぶことが多い
言葉、仕草




はさは、小屋にたてかけた
来年も使えるだろう




草刈りをやめた
冬だから枯れて行く

謎の土塊
獅子にしては穴がない
人?

この水口から10枚の田んぼへと水が行き渡る
作り直し、水の管理の精度を上げたい