2014年12月3日水曜日

稲作2014おわり

稲架をたたみ 
猿に落とされた稲藁
実っていない
だから猿も食べない

脱穀後の藁

粉砕器

田んぼにまく
土へ食事を与えているかのよう
土に還す
食べ物に旬があるように
食べ物を育てる時にも旬がある
人の手でなにかできるものではなく
祈れば通じるものでもない
流れに逆らわなければ自ずと然るべき形になるのだろう
それが在るべき姿
自然の流れは「掟」とも言える
掟に逆らわないことでいただける。
つくる、という傲慢から脱却し、いただくことを思い出さなければならない。

今年は関西以南は日照不足でどこも不作だった。
加えて鹿、猪、猿の獸害。
水温が上がらないのは、山が手入されていないから、水路に陽が当たらないということもあるだろう。
動物達が下るのも山が手入れされていないというのもあるだろう。
私利私欲だけではないのだから山の手入れをさせてほしいものだ。
失敗や悔しいことが連なり学びの多い一年だった。