あとは、畦を作り直し
水を張る。
水口も手直しして、水を管理できるようにしたい。
片付けに向かう途中、川でカブを洗っているIおばあちゃんに出会った
「大根ある?白菜もあげよか?」
遠慮していると、「遠慮なんていらんから」と包丁片手にずんずんと畑へ入って行き、
寒い中、自分の仕事を止めて、大根を抜き、白菜を切りとってくれた。
「里芋も抜こか?」
申し訳ないので断る。
もちろん、「そんなん、ええから」とくれそうになる。
いつもありがとう、と言う。
「わたしがあげられるうちは、あげる。作れなくなったときは助けて」
おばあちゃんは「お互い様や」とよくいう
他の人は大抵ぶつぶつ言いながら手伝ってくれるのだけど、
Iおばあちゃんだけは口をとじ、手足を動かしてくれる。
Tおじいちゃんもそうか。80歳
Iおばあちゃんはいくつだろう。
「わたしができなくなった時は助けて」
そう言ってはいるけど、この「わたし」とはご自身のことだけじゃないんだろうなと思う。
おばあちゃんに返せなくても、別の若い人に、同じように返そう
少ない会話でも学ぶことが多い
言葉、仕草
はさは、小屋にたてかけた 来年も使えるだろう |
草刈りをやめた 冬だから枯れて行く |
謎の土塊 獅子にしては穴がない 人? |
この水口から10枚の田んぼへと水が行き渡る 作り直し、水の管理の精度を上げたい |