2015年5月24日日曜日

三十二日目

畦の草刈り
苗床の草取り
畑のイノシシ柵つくり

畦塗りに備え一反三畝の畦の草刈りをはじめた。
苗床もあと一つ、しっかり草を抜かなければならない。
イノシシがすでに入り始めたので、里芋を植えるまえに柵をつくることにした。
家にあった目隠し用の(効果は低そう)網戸用の網は、家で見ていると充分あるように思えたが、現地で設置始めると全く足らなかった。
これだけ毎日行っていても、正確な判断はできないものだなと痛感した。

いのしし対策、早急にせねば。

コシヒカリ
雨水に浸水
雨がふらず入れ替わらないので腐敗していなか心配
試すことにした

冬のうちに深水にできるように田んぼの畦を高いしっかりしたものにします。(一年目のこの作業がちょっと大変なんです。。。)客土できればいいのですが、できない場合、もったいないですが田の表面の土を削って畦に盛るか、大変ですが表面の土を一時どけてその下の土を畦に盛って、表面の土を戻すという方法があります。うちは表面の土を削りました。お米は今のところすこぶる元気です。
田んぼの周りに深め(20~30cmくらい)の溝を掘り、田んぼの水気を切り陸の草が生えるようにしておきます。
その後は何もせず草ぼうぼう状態。そして6月初旬に草を地面ぎりぎりに刈っていきます。(広くする場合は草刈り機で)
その草を一時どこかにまとめておきます。
芽出ししたお米(10日ほど浸水。積算温度100℃が目安)の種籾をばら蒔きます。田んぼの土に直接乗るようにするのがポイント。刈った草が残っていてその上に乗ったのでは発芽しないので注意です。
刈った草と近所の方から頂いた麦わらをたっぷり田んぼの上に振りまきます。その厚さ5~10cm。
そのまま約3週間~1ヶ月。畑の状態では米は発芽するのですが、米つくりではちょっとお邪魔な稗は発芽しにくい性質があるということです。稲が発芽して10cmくらいになったら田んぼに水を入れます。なるべく深く(10cm強で上限)、稲が水没しないように。水没すると枯れてしまいますので。これで稲が生き残り、生えてきていた陸の草は水が苦手なため枯れてしまいます。
あとは深水が続くように管理するだけ。気になるようなら、ちょこちょこと生えてくる稲以外の草をときどき抜く。