2014年5月25日日曜日

獸害対策をとりました

苗が育つか心配だった区域
頑張って成長してくれていました
今日は一人で全部の苗を手で触りました
土を混ぜることで雑草が生えないように
倒れている苗があったら起こして声をかけます
「育ってね〜」
土に埋もれている苗があったら救出します
アオガエルの卵の粘液でクタ〜っとなっている苗もある
途中腰が痛くなり畦で寝転び、伊吹山と浮かんでいるパラグライダーを見ました
抜けている場所に差し苗をして、
苗に、育ってねと言い、
大地に、育ててねと言います
超越したものへの祈りが自然とでてくる
暮らしの信仰
哲学も暮らしの中にあってこそだなー
獣よけを作ってみました
家に転がっていた廃材と
家につくねてあった網戸用の網
出入り口(妊婦サイズ)を一つしか作らなかったので次回もう一つ作ります
効果があるといいな〜
畑の作物も元気に育ってる
里芋に葉っぱが!
田んぼの中はオタマジャクシでいっぱい
夏は大合唱だろうな〜
オタマジャクシになる直前の卵
言うなれば妻の中で育つ自分の子どもと一緒だなー
下の棚田
周囲の草刈りを終えたばかり
草を刈っていて思う。
草を刈るのと、草を雑草と呼び敵視し根絶やしにしようとすることは、始まりも終わりも違う。
刈った草はその土地にあった肥料になる。
言うなれば土に食事を与えているような感じではないか。

五月頭は筍のシーズンだった。
竹を筍の時に刈り茹でると美味しく食べられる。
しかし、そこにあるのに忙しさにかまけ、お金をだしてスーパーで買って済ましていると、
筍は荒れた竹林となる。

山の保全はまだ未体験で、文献を読んで知った気になっているだけだけど、
ヒトが手を入れることで保たれるとはこういうこと。

はじめからそこに用意されている。
雑草と呼ぶようになった薬草や食べれる野草もしかり。
昔から妊婦さんに良いということで食べられていたハコベ。
常日頃そこにある薬を食べていれば、錠剤で栄養素を補給する必要もないのだろうな。

足許にある知恵。
そこに用意された素材を活かすこと。
再生可能エネルギー、自然エネルギーにも通じるものがある。
地域の活性化も同様。

そこに既に在るモノを活かす知恵を取り戻したい。