2015年4月23日木曜日

十二日目

種おろしをした。
ありがたいことだと思う。
晴れが続き、やっとさせてもらえる。
ありがたいこと。
この何気ないような、小さなことのように思えるありがたさを感じることは大切だと思う。
レジで金を払って米を手に入れる、では感じられない、ありがたさの機微。


いざ種おろし、となったのだが、
獸害ネットが邪魔でやりにくかった
平畝の真ん中に作るべきであった
もぐら対策の溝掘りで出来た土塊を置き辛かった
いらぬ手間となった

表土を削り、一昨年まで慣行農法だった田んぼなので
少し耕した
鍬で平らにしたとこまではよかったが、
その後鎮圧することを忘れていた
だから土がでこぼこし、それは等間隔に種籾を巻く作業にも悪影響を与えた

種籾を蒔き、
溝掘りでできた土塊の下部10cmほどの土を砕き
うっすらと種籾の上へかぶした
その後、5cmほどに切った藁をまぶした
しかし、その前に刈り取った草をかけなければならなかった

細かくした藁の上に草をまいた
本に書いてある手順とは逆になってしまった
草の量が少ないかもしれない

長い藁をかぶせた
鳥よけと乾燥を防ぐ
藁草履用に残しておいた藁を二束つかった
大半を田んぼに還してしまったので、これだけしか用意できなかった

一つ作るのに3時間かかった
画像の二つは、溝掘りを先行した
蒔いた種籾の上に被せる土は、乾いた砕きやすいものがいい
湿った土でやってしまい、せっかく平たくしたのに球になって落ちてしまった
獸害ネットは全体を囲ってしまえば良かった