溝さらいかと思い、挨拶がてらに顔をだすと、猪対策の蓋を溝にされているところだった。
一枚60kgのコンクリートの蓋。平均年齢70歳(それ以上?)の集団にはキツかったことと思う。
手伝いの最中、次々と「うちの田んぼもやってくれんか?」という声がかかった。
年貢もいらないからやってほしいと。
数年放棄され、良い感じに草が生えている田もあった。
話しを聞いていると、山の中にはもっと放棄された田んぼがあるそう。
「茅や笹がはえ、使い物にならん」
と、集落の人は言っていたが、無農薬無施肥の農法にはもってこいの場所だと思う。
やりたいことをやって感謝されるなんて勿体ないくらい。
田んぼに畝を作っているということで、皆さん興味津々。
「????」がいっぱい見れた。
なんとか育ってほしいと思う。
そうすれば、一帯に無農薬無施肥が広まるかもしれない。
どこまで拡がるか、楽しみでもある。
会議室のようなところでいくら自然農についての能書きをたれたところで、長年試行錯誤して田んぼを作ってきた人たちに響きはしない。しかし、学びは貪欲。
形になれば、認めてもらえる。
下の田も平畝を作り始めた |
このでこぼこ。1/3くらいある。 トラクターではなく、猪だろうとのこと |