2014年4月16日水曜日

直植えの苗代つくり

下の棚田の仮畦作りよりも優先して行わなければ、
ということで苗代作りを行いました。

せっかくなので、種籾は去年自分たちで育て収穫したキヌヒカリを使い、
直植えでおこなうことにしました。

耕作面積:一畝
種籾:去年収穫したキヌヒカリ(自然栽培米)
種籾量:200g強


嶋野さんのご指導のもと、大きな草、土のかたまり、石を取除き、
まずはレーキを使って地面を平にします。

土地を平に

直植え用苗代で使用した道具

レーキと鋤簾

ある程度平になったと思ったら水を通します。
平地になっているか確認。
「平にする」この難しいこと。
木を真っ直ぐ切る、平に削る、こういったことと同様の熟練度が必要な難しさ。
いったいどこに合わせれば平らなのか。

水引後

種籾を、重ならないように播種します。
これまた思っている以上に大変でした。たった一畝であっても。
腰をかがめ、ブヨにたかられながら、「育ってね〜」と撒きます。
去年ここの田んぼで育ち、収穫した米を、また土に還す。そしてきっと、また芽がでる。
当たり前の命の循環を体感する。

播種後

予め準備しておいた、田んぼの土をふるいにかけておいたものを、
うっすらと種籾が隠れるくらいの量を被せます。


 保温と日焼け防止のビニールシートをかぶせます。


あとは、無事に育ってくれることを祈るのみ。