2014年10月22日水曜日

稲に祈る

ササニシキ

キヌヒカリ

羽二重

秋の詩



戻りつつある草履

発芽しつつある大根
色づいてはきているものの、生育状態はまだまだ。
今月中の稲刈りは無理と判断した。
しかし、今月待ってどれくらい成長してくれるだろう、祈るばかりだ。
まだ早い、のをわかっていながらも刈るべきだろうか。
冬は迫ってくる。
今月の最終週に刈り取れないと、11月の半ばまで田んぼに出れない。
半ばに稲刈りが終わっては、脱穀は月末。
雪が降り積もってもおかしくない時期だ。
焦っても無意味だが、今ある状態を活かすにはどうすればいいか。
今月もあと何回か、里芋や生姜、菊芋を見に行くついでに稲も見る。
「なんとかご飯を食べさせて」と祈ってというか願った。「人間とは勝手なものだな」と思った。しかし、まるで他人事のように言うけれど、この時の人間とは自分そのもの。