2014年10月14日火曜日

台風19号

夜中に通り過ぎ、朝一番に 状況をみにいってきた。
しかし、台風情報のインフレ度が凄まじいと感じる。
過剰。
情報を受け取る側と出す側双方の劣化が激しいのだろうかと思わざるを得ない。
ハリウッド映画のキャッチコピーのような台風情報になぜなってしまうのだろう。
柔軟剤の過剰な芳香とも通じるものの見方を感じる。
過剰な殺菌除菌商品のCMと売れ行きとも。
デング熱騒動の代々木公園もしかり。
予防するにこしたことはない、か。
過剰なワクチン接種の推奨も連想できるな。
保険や、新車購入時の高級ワックスから、尖閣、外交まで。
想像力がたくましいのではなく、
乏しいからこそ視野狭窄に陥り仮想敵を生み出し自らに足枷をするのだろうな。
一番の被害

倒れず、稲も落ちていませんでした

落ち穂を少し拾い完了

網戸ネットはもうはずしてもいい

ササニシキ

キヌヒカリ

羽二重

秋の詩

ササニシキのごく一部が不自然に倒れていた
何かに踏み倒されたかのような感じであるが、足跡が見当たらない
本数にして10本ほど
不思議
以下の画像は他の人の状況。
当人が読まれたらいい気はされないだろうけど、後学のために記す。
稲架が倒れていたのは気の毒だった。
小雨が降る中立て直した。
その作業中、自分には貸し田んぼのオーナーはできないと実感した。
稲の切り方、結び方、落ち穂の状況、稲刈り後の田んぼの状態、それらが気になって仕方がなかった。
しっかり結ばなければ落ちやすい。
稲刈りを早く終わらすことが目的となったら、刈っているイマは死んでいく。そのイマとの向き合い方は全てに影響する土台。
稲刈りしながらコナギを抜いて捨てなければ来年に影響する。
おそらくコナギの生息可能数はまだ限界ではないから、来年さらに増える。
米の成長を阻害する。
それを防ぐ為にぼくたちは全てのコナギを抜いて土手へと捨てた。田んぼの面積は3倍以上。それが事実。
落ち穂を拾わない理由がわからない。
ぼくたちは2粒の穂でも拾った。
平気で一本丸々それが何本も落ちていた。風の影響ではない、刈りたての時でもそう。
一本の稲には120粒ほど実っている。
単なる全体の一部であって、面倒が勝つのだろうか。
他人の田んぼのお守りをするのは嫌だ。
米作りが作業になるのは耐えられない。
私に貸し田んぼのオーナーは無理だと悟った。