2019年4月9日火曜日

播種が終わった

マンゲツモチの播種も完了し、すべての播種を終えられた
手前から

ハッピーヒル

滋賀旭

亀の尾

朝紫

マンゲツモチ
播種を終えられたことに感謝

二宮尊徳の教えを繰り返しながら終えました
きゅうりを植えてきゅうり以外のものがとれると思ってはいけない

人は自ら植えたものを刈りとる
今年も種を蒔くことができました
毎年毎年、繰り返し

繰り返すことができる有り難さ
二宮尊徳の教えを何度も繰り返しながら蒔きました



きゅうりを植えてきゅうり以外のものがとれると思ってはいけない

人は自ら植えたものを刈りとる



尊徳の言う>>

「自然の道を探しだしそれに従うこと」<<は、まさに毎年田畑でおこなっていることだけど、

果たして探し出すことはできるだろうか
田んぼの帰り道、贔屓にしてくれるおばあさんから水菜をもらいました。

齢90。

野菜を受け取りお礼を言うと「ありがとうなんか言わんでいい」と。
知行合一

言葉の安売りとパフォーマンスは無用の長物

「今年はなんや作物の出来方がおかしい。雪も降らなかったからいつもは死んでる畑の虫も生きとるし。90年生きてきたけどこんなんみたことない。今年はどうなることやら。」

「米作りも厳しくなりそうだと思っています」と答えると、

「テレビで、8月は寒うなるいうて、お米の成熟にも影響がでるやろ言うてやあた。とうが立った野菜を見て周りの人は笑うけど、お爺さんの頃から半年分は余計に持っておかなあかん言われてきた。孫はなくなったら買えば良いと私のことを笑うけど、ほんまに食べるものがなかった頃のことも知ってるしな。今は贅沢し放題の世の中になってるけれど」
3年の備蓄がない国は危うく、10年の備蓄がない国はもはや国とは言えない

という中国の諺が出てきたのは上杉鷹山の話しか。
以前、野菜をいただいた時に「何かお返しを持ってきます」と言うと「そんなん言うなら、やらん」と諭されたことがある。「お互い様」だと。

きっとおばあさんも同じように周りの人からされてきたのだろうと思う。
備えを持つ者が、ぼくのような未熟者に分け与える。

備えを分けられるほどになったら、今の自分と同じようにまだ充分に育てられない者に分け与えなさいと。
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