2014年11月12日水曜日


鹿対策の妨獣網が功を奏し聖域となっていた棚に何かが入った。
当初は鹿だと思った。
今朝、出勤前に棚田へ行ってみると、
猿が二匹、田んぼから林へ出て行った。
大きい猿だった。
ついに、猿までもが餌場にしに来た。
時期が時期だけに、猿達にとっては食べ放題のビュッフェなのだろう。
「しかるべき時期」があることを痛感する。
しかし、猿の登場は痛い。
味をしめて来年は初頭から来るようになったらたまったものではない。
叩き殺そうと思っても、車を停止している間に、
あざ笑うかのようにのんびりと林へと戻っていく。
人間は馬鹿にされている。
あいつら人間はサバイバル能力を失った。そう思われているのだろう。
自分で食べ物を作ることも、獲ることも出来なくなり、何が食べれるかの判断すらできなくなっている人間、いや、日本人を嘲笑っている。
あいつら数字でしか判断できない。どこかのだれかが見た目きれいな野菜をピカピカしたビニールに包んで日付が印刷されたものしか食べられない。生命力が劣った生き物だ。と。

明日はこっそりと田んぼへ行き、叩き殺せるといいのだけど。