2023年3月20日月曜日

畦直しと代掻き

 冬の間中、鹿に踏まれまくり、獣道と化した畦を修復した。

崩され決壊していたところを埋めたり、崩されたところに盛り土したり。

春の光景。


今年は、これまで以上に代掻きを徹底するつもりだ。

上の田から流れてきている土を戻し、水が均一に行き渡るように。

これもトンボを使っての手作業だから、なかなかハードワーク。

しかし、世の中には金を払ってジムに行っている人もいるのだから、よほど経済的で健康的だと思う。しかもジムのトレーニングのように単調ではなく、全身を使う複雑な動きだから。

甲野善紀さんが「捻らない」と言っていたことを思い出し、トンボかけじに意識してみると、腰への負担がなくなった。田圃一枚のトンボかけが楽になった。

捻らず、焦らず、腕ではなく足でトンボをかけるような。腕力に頼らず、体重で引く、そんなことをゆっくり試していると、田圃の中で太極拳や武術の稽古をしている気分になった。

これがスピードを増してくると、良い感じだろうなと思う。

力まず、流すように、トンボでの代掻きを行う

今日は一枚。

播種まで、しっかり準備する。


次回は、とりあえず獣によって崩された畦を直し、

その後は苗代の整備。

それから、また代掻き作業に戻る。


水が来るように水路を補修

代掻き前

代掻き後

次はこの一枚

ボコボコにされた畦
まずは畦の修復