草刈り
畦草を刈った
高速道路側の田んぼは稲の育ちも、草の育ちも良い
なぜだろう
草を刈っていて、いつも以上に背の高い、勢いのある草だけを刈ることに努めた
決して無駄のない自然界
人間の想像以上に相互に意思伝達をおこなっている植物
現在の在りようが無意味なわけがないと思った
早朝、夜露がまだ残っていた
雨はまったく降っていないが、葉っぱは濡れている
草があるから稲も生きられているのかもしれない
夜露全てを一つの草が必要なわけはなく、残った分は分け与えているのではないか
与えなくとも利用し合っているというべきか
草を刈りすぎないようにした
地肌が見えるなんてのはもってのほか
草が空気中の水分を集め、それぞれ助け合っているのではないか?
人間の分別、価値観など大したことはない
ただ草を刈ればいい、なんて過ちを起こさないよう
考えながらの草刈りだった
陸稲の研究にとりかかったほうがいいかもしれない
同時に、何年もかけて水不足の田んぼに適応している気もする
手を入れすぎないように手を入れる