2017年4月22日土曜日

鳥被害、ポット苗の効用

せっかく播種した種籾がカラスに食べられている
一羽、毎日のように来ているのを知っている
虫を取りに来ているのだと思っていた。
いや、最初はそうだったのだろう。
だんだん米粒の消費量が増えた

殺してやる、とにらみながら呟いてからは姿をみない
でもきっとくるだろう。

おや、怪しいな。と思い、ネットをかけた翌朝、
今までにない量の種籾が消えていた。

今年は播種後に土をかぶせていない
藁や草もまいていない
鳥対策の紐や枝も設置していない

やはり、しっかりとやらなければダメなのか。

冬期湛水水田だからか、苗代にした場所は、水がなくなり土が粘土状になっている
種籾には酷かもと思いながら、薄く米粒の上に土をかぶせた。
指で土をつまんだり、籾ごと押し沈めた土の縁を指でこすりつけるように土を被せたり。

明日の朝はどうなっているか、みものだ。

早めに播種してしまわないと、催芽から一ヶ月が経ってしまう。リミットだ。

・ポット苗は、子育て世代に優しいかもしれない
田んぼで作業していると、やはり娘は飽きる。2歳だ、そして1人。当然だろう。
かわいそうだなあ、と思うし、
しかし、然るべき時にやらなければならないことは多い。
農作業は次から次へといくらでも仕事がみつかる。

ポット苗育苗は、土だけ家に持って帰ってくれば、
娘が何かに集中しているうちに、
娘が安心できる家で何かをしているうちに、
そのかたわらで作業できる

これで、しっかりと苗が育ってくれるなら、
子育て中の家族にとって、ありがたい助け舟となる。